オギノート

「オギノート」は、シンプルなモノ・コトを中心に、フリーのデザイナーである小木が買ったものや考えたことを発信するWebメディアです。 小木が日々取り組んでいるデザインについて、PCやその周辺ガジェットについて、最近読んだ面白い本について、小木が目指していきたいミニマルなファッションと暮らしについてなど、様々なジャンルの記事を独特の視点と語り口で綴っています。

窯で焼いた靴!?ミニマルで美しい”SHOES LIKE POTTERY”でシンプルにカッコ良くなってみた!

毎日履いている靴。

やっぱり毎日使うものだから、良いものであってほしいですよね。

ですが、靴を買う時って結構迷います。

どの店で買うか?

どのブランドの靴を買うか?

そして多くの場合、ABC Martなどの大型の店舗などで探すことになるのではないでしょうか?

そこで取り扱っている商品は基本的にブランドが固定されてなおかつ有名どころが多いので商品を選びやすいという利点がありますが、もしかするとそれは、あなたの選択肢を狭めていることになっているかもしれません。

僕はできることならば、あまり知られていないマイナーなブランドの質の高い商品を買いたいと、いつも思っています。 やはり、「誰かと同じ」よりは「みんなと違う」ことを求めてしまいます。

今回は靴選びで悩む方々に、そして「誰かと同じ」ではないミニマルな靴を求める方々に、僕が発見したクールな靴を紹介したいと思います!

かねてより、僕は新しい靴を購入したいと思っていました。

理由は2つ、

  1. 半年以上靴を買っておらず、ずっと使っている靴が傷んできている。
  2. 持っている靴が革靴とスエードのシューズなので、夏の服装に合わせづらい。

そこで、僕が今回買う靴に求める条件を洗い出してみました。 ざっと以下の4点です。

  1. カラーは黒でひも付きのスニーカーであること
  2. 日本製であること
  3. 履きやすく、歩きやすいこと
  4. 価格が15000円以下であること

ちょっと細かいですが、カラーは黒です。絶対。 これは僕のファッションの中で靴が黒でなければ都合が悪い(そうでなければ落ち着かないほど、僕の私服は白と黒で統一されている)からです。 そしてソールまで全部が真っ黒であればなお良し、といった感じです。

日本製というのは僕のこだわりです。 最終的には身につけるもの全てがmade in Japanになっていることが僕の理想です。

価格については、僕の予算の都合上15000円以下にしました。 それ以上出したら、僕の銀行口座が爆発してしまいます。

”やきものみたいな靴”「SHOES LIKE POTTERY」

先ほどの4つの基準を基に調べた結果、こちらのブランドが候補に上がりました!

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(SHOES LIKE POTTERY公式サイトより)

SHOES LIKE POTTERYというブランドのスニーカーです。 うーん、シンプルで非常にクールですね。

potteryは、英語で「焼物、陶器」という意味。

SHOES LIKE POTTERYは"やきものみたいな靴"という意味だそうです。

その名の通り、これらの靴は最終工程で「窯」に入れて仕上げるそうで、そうすることでソールがしなやかになったり、美しいシルエットを維持できるそうです。

そしてこちらの靴はもちろんmade in Japan。福岡県の久留米市で作られているそうです。

表参道の小さくて居心地の良いお店「va-va」

さて、僕はこのスニーカーを手に入れるためにお店を探しました。

最終的に行くことに決めたのは表参道にお店を構える「va-va」です。

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(引用:va-va公式サイト)

最終的に行くことに決めたのは表参道にお店を構える「va-va」です。

表参道から人通りの少ない路地に入りしばらく行くと、住宅地の中にポツリとあります。

「フラフラと歩いていたらたまたま見つけちゃった!」ということは起こり得ないくらい奥地にあります。

店内に入るといきなり、SHOES LIKE POTTERYのスニーカーが!

さらに奥には素敵なシャツや陶器のお皿、グラスなどが販売されていました。

雰囲気がすごく良かったです。

また、だいぶ人通りの少ない通りにあるので、店内も周りも静かでゆっくりと商品を見ることができます。

僕としては、こういった居心地の良い店こそ良い店だと考えています。

ガヤガヤしていて落ち着いて商品を見ることのできないお店はちょっと嫌ですね。

さて、店内には事前にサイトで見たものとは異なるモデルのスニーカーあったので、色々履いてみました。

その中で一番クールだったスニーカーを購入することにしました!

スニーカーとご対面

そして、帰宅。

帰ってくるやいなや、早速開封する準備を始めます。

やっぱり良いものを買ったあとのこのワクワク感はいいですよね。

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↑ さて、開けますよ!

こちらがva-vaで入れてもらった袋です。

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↑ 開けると、SHOES LIKE POTTERYの箱が!

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↑ こちらが僕の買ったスニーカーです!!

自分の部屋で撮影しているので、なんともいえない素人感が出ていますが、素敵ですね。

まず、サイトで見たモデルは9180円だったのですが、こちらはなんと12900円!!

もともとサイトで見て買おうと思っていたモデルは、ソールが白のものでした。 しかし、実際に店内に入ってみると、ソールまで真っ白の超ミニマルなデザインのスニーカーを発見!

まあ、もともと15000円ぐらいは出しても良いと思っていたので、ここは最高にミニマルなモデルにグレードアップしてみました。

SHOES LIKE POTTERY 実際の履き心地は?

さて、このSHOES LIKE POTTERYを履いて数週間が経ちました。 実際このスニーカーの履き心地や見た目はどうだったのでしょうか。

一言で言うならば、「最高」

二言で言うならば、「マジで、最高」

まず、先述の通りこの靴は最終工程で釜に入れて仕上げているため、「履き心地は最高だよ!」と言うのがメーカーの主張ですが、これに関しては納得です。

SHOES LIKE POTTERYと似た形状のスニーカーとして、「C◯NVERS」(メーカーへの配慮として、正式な名前は伏せてあります。そこらへんは、大人なので。)を挙げてしまいますが、はき心地と言った点では、かなりの差があります。

表現するのは難しいですが、「ふんわり歩ける」といった印象です。 地面との接触が緩やかで、足の裏が痛くならないのです。 こういった感想って、もう少しスポーティーなスニーカーではよく聞きますが、こういったシンプルでスポーツ感のないスニーカーで実現できるのは、やはり技術の賜物です。

デザインに関してはもともと想定していた通り、本当にミニマルですね。 足元のボリュームが抑えられるので、すっきりとした印象になります。

非常にシンプルなので、「あ、素敵な靴!」といった感じで注目されることはないと思いますが、見る人が見ればわかる。 フォルムが洗練されています。

ちなみに僕は、着る服がほとんど白か黒なので、いつものファッションに合わせやすくて気に入っています。 今後も大事にこの素敵なスニーカーを使っていこうと思います!

最後に、皆さんのミニマルなファッションの参考になるように、僕の最強の画力をもって普段のスタイルを図示すると、

俺カッコ.png

こんな感じです。

だいたいいつもこんな感じの白黒で生きてます。 一応本物の僕はこんな風に腕が折れ曲がっていないので、安心してください。


<参考リンク>

SHOES LIKE POTTERY公式サイト http://www.shoeslikepottery.com

va-va公式サイト http://www.va-va.jp/VA-VA_WEBSITE.html