オギノート

「オギノート」は、シンプルなモノ・コトを中心に、フリーのデザイナーである小木が買ったものや考えたことを発信するWebメディアです。 小木が日々取り組んでいるデザインについて、PCやその周辺ガジェットについて、最近読んだ面白い本について、小木が目指していきたいミニマルなファッションと暮らしについてなど、様々なジャンルの記事を独特の視点と語り口で綴っています。

小木の学生物語③「大学の終わりと僕が学んだ多くのこと」

f:id:ogi_note:20181121235001p:plain「僕の大学生活」の第3段、完結編です。 前回の記事は「小木の大学物語② 自由に過ごした大学時代」です。

 

大学4年 ついに窮地に陥る

ついに大学も最後の年。 さて、僕の単位の状況はどうかな?

そう思って成績表を見たとき、目からビームが出ました

当たり前ですが、僕の単位はめちゃ少ない。 これまでの3年間、仮面浪人をしてみたり、単位にならない授業を受けてみたり、これまた単位にならないゼミでの研究に精を出したりしてきました。

そんな僕が、順当に単位を取得できているはずもなく、この1年を全力で過ごしても卒業できるか分からないくらいの負債を抱えていました。

さて、どうしたものか?

窮地に追い込まれた僕は、なぜかここにきて、本格的にデザイナーとして活動し始めるという超人的精神を見せ始めます。

というのも、この頃には周りの起業家などからデザインの依頼がちょくちょく来るようになっていて、どうしてもそっちの方が面白そうだったのです。 だからそっちに専念する、という単純にして身勝手な思考です。

(ここからは、ちょっと僕の後悔の念も入ってきます。)

実際にデザインを依頼されるようになると、もっと良いものを作らなければ、もっとデザインについて知っておかなければ、と思うようになりました。

やはり、デザインがちょっとできるとは言っても、僕は農学部の学生というだけの人物です。 「デザインの畑」の人ではなく「マジな畑」の人なので、そんな僕は人一倍努力してデザインを学び、より良いデザインを生み出す必要があると、強く思っていました。

ここで、「いやあんた、それ以前に大学の単位を生み出さなあかんやろ!」というツッコミが入らなかったのは、僕自身が大学から離れ、親からも離れ(逃げ)ていたからです。

そんな感じで、デザインにどっぷりハマっていく僕。 すごくたくさんの本を読み、いろんな作品を作り、いろんなジャンルのデザインに挑戦しました。

 

同時に、学外で作り上げたプロジェクトにも精を出すようになり、完全に大学から離れて自由に活動するようになります。

もう一言いますが、この時点で僕は自分の単位がヤバイことを知っています。 それを理解した上で、それでも自分の好きなように行動する。

一見、ちょっとカッコいい気もしますが、これは自分の嫌いなものから逃げ続けたいという僕の情けない考え以外の何物でもありません。

そして、最後の1年が終わりを迎える頃、春の便りと共に、明治大学様から自宅に「留年」を知らせる通知が届きました。

 

大学生活ロスタイムに突入

留年の通知を見た僕は、目からレーザーが出ました

よく考えて見たら当たり前のことなのですが、実際に「モノ」として通知が来るとかなりショックを受けるものです。

4年生の時のテストではあまり勉強せずに挑み、その結果ほとんど出来ずに単位を落としまくり、現時点で不足単位は20以上。 4年生が始まった時点で「ヤバイ」と焦って、しっかり大学に行っていれば卒業できたはずなのに、僕は自分のやりたいことを最も優先させました。

その結果がこれです。

最初は、「大学あと1年増えたwww ワロタwww」と、むしろラッキーくらいに軽く捉えていました。 が、報告のために実家に帰省する道中、家に近づけば近づくほど心がどんどん重くなっていき、到着した頃にやっと事の重大さを理解しました。

これまで、親には「卒業は余裕」と嘘をついて自分の好きなように生きてきた。 今更後悔しても遅いですが、常に巻き返すチャンスはあったはずです。

実家での話し合いを終え、残りの単位を半年で取り切るという約束を両親と交わし、僕は大学5年生となりました。

さて、これから半年、大学生だ。

大学が始まってからは、もちろんしっかり大学に行きました。 しかし、周りに友人や同い年の学生はいません。 全部一人で勉強して単位を取り切るしかありません。

この間も、デザインについての勉強は並行してやっていました。 大学が延長戦に突入しても、僕はデザインの依頼をこなしてスキルをあげて行きたいと考えていたので、色々頑張ってみました。

もちろん大学の勉強はしっかりやりつつ、です。

大学の延長戦は、ひたすら孤独です。 まさに、これまでの罪滅ぼしとでも言うべき苦行。

好き勝手やってきた僕が言えたことでもないですが、マジでキツかったです。 ひとりぼっちなので。

そんなこんなで、大学での勉強に専念しながら、デザインの依頼をこなして半年が経ち、ついにテスト期間に突入しました。

この時期は死ぬほど勉強しました。 高校3年の受験勉強に匹敵するくらいです。

ただ、あの時とはかなり状況が違います。 周りに一緒に頑張る仲間はいないし、勉強の目的も「プラスになるため」ではなく「マイナスにならないため」です。

そして、大学のテストというのは過去問や友人のノートで乗り切っていくものです。 ひとりぼっちになってしまった僕にはそれが使えないので、ひたすら勉強するしかない。

もちろん、こんな窮地に陥っている以上、周りの知らない人にノートを見せてもらったり、仲間内で流通しているであろう過去問をゲットするくらいの根性が必要ですが、ここにきて僕のプライドが邪魔をします。

留年しているということを知られたくない。 単位がピンチだということを知られたくない。

まさに、矮小なプライドというものです。

自分が病欠した分も補完できないので自力でなんとかし、出題範囲がわからない強化については教科書を全部覚えるという荒技を繰り出しました。

テストが大体終わって自分の部屋に帰った時、目からが涙が出ました。

自分のくだらないプライドのせいで、テスト対策がうまくできず、ぜんぜん手応えがありませんでした。 ものすごく良く見積もっても、テストで及第点が取れた教科はわずか。

半年で卒業するという約束を守れそうにない。 そう実家に電話をした時、母が電話口で「まだわからない」と言ったのを覚えています。 今から挽回しようと頑張れば、まだ間に合うかもしれない。

その瞬間に奮い立った僕は、そこからいろんな教授にメールを送ったり、直接お願いしに行ったりしました。 成績判定がつくまでの間に授業の参考書を読んでレポートを作成し、教授にそれを何枚も送りつけたりしました。

かなり迷惑だったと思いますが、何としても単位をかき集めるために、スーパーブラック営業 マンも驚きのアプローチを実行しました。

そして、結果、 半年で20単位以上を取りきって卒業となりました。

最後に僕がいろんな教授に頭を下げに行ったことで、ギリギリ卒業できたと思います。 本来であれば、そんなことしないでクールに卒業するべきでしたが、留年後もプライドを固持し続けた結果、最後にはプライドを捨てざるを得なくなりました。

不格好極まりないですが、それができるのとできないのでは大きく違うと、今では思います。 不要なプライドなら捨ててしまった方が良い。 重要なことに気がつきました。

まあ、留年してる時点でクソダサいですが。

色々とご迷惑をかけ、それでもサポートし続けてくれた両親には頭が上がりません。 本当に、ありがとう。

 

まとめ「僕が考える「大学」について」

そんな感じで、現在に至ります。

いろんなことに興味を持ち、いろんなことに挑戦し、変なルートを通って現在23歳。 いろんなものを手に入れながら、いろんなものを失ってきました。

僕の大学での学び方は、正しい学び方ではありませんでしたが、良い学び方だったと思います。

半年間の時間とお金が増えたことは反省すべきですが、あらゆる分野を学び、あらゆることに挑戦できた。

大学に入っても、自分は自分。 どんな大学にいても、どんな専攻に進んでいてもそこから違う道に進むことはできるはずです。

大学という制約の中にいても、自分はいつだって自由。 何を学び、何を考え、何を目指したっていい。

自分が学ぶ分野を制限されるなんて、冗談じゃない。

大学1年生の時は、SFCに入らなければ僕のやりたいことはできないと思っていました。 でも、SFCでは見えなかったことが見えたと思うし、ぞの大学に入ったとしても僕の行動次第でなんだって出来たんだと思います。

確かに、大学は専門分野を学ぶ場所です。 ですがそれ以上に、自分の「軸」を作る場所だと思います。

いろんなことに挑戦し、失敗し続けることで、自分の中に曲げてはならない「軸」が少しずつ見えてくる。 それを見つけて、これからを自分らしく生きる。

大学4年間はそのための踏み台でしかありません。

結局僕は大学卒業の証を手に入れましたが、これは規定の単位を取りきったという証でしかなく、そこにはこれまで僕が学んできた大切なものは刻まれていません。

大事なのは、今手元に残っていないものです。

 

 

はい、イイ感じの名言が出たところで、お開きにしましょう。

本シリーズを最初から読んでくださった方、この記事だけ読んでくれた人、この記事の最後の部分だけ読みにスクロールしてきた輩、本当にありがとうございます。

完全に自分ごとだらけの記事でしたが、楽しんでいただけましたら幸いです。

小木の学生物語②「自由に過ごした大学時代」

『小木の大学物語』の第2弾、前回の続きです。 前回の記事は「小木の大学物語① 大学受験と青春時代」です。 今回は僕が自由にいろんなことを学んだ大学時代について語っていきます。

何か皆さんのヒントになれば幸いです。

また、明治大学各位、お世話になった方々におかれましては心より感謝している次第でありますが、文章の中で多少失礼な表現をしてしまっている部分もございます。 「言葉の綾」というものですので、ぜひとも深く考えず、深くとらえずにお読みいただきたいと思うで候。

 

大学1年生 仮面浪人時代

さて、SFCから転げ落ちて数年前に警察沙汰を起こして有名になった明治大学ホールインワンした僕ですが、大学というものは始まってしまえばやはり楽しい。

運よく初日で20人くらいでワイワイすることができ、今後ずっとツルんで行けそうな友達も2人ほど見つかりました。

学食に行くのも、授業に行くのも一緒だし、いつもツルんでる友達がいなくても、初日にワイワイやった友達がいれば一人になることはない。 そんな、ボッチ回避における最強の布陣を構築した僕ですが、心の中では全く別のことを考えていました。

大学の授業に出ている時でも、家に帰ってからも、僕は受験勉強をしていました。

そう、仮面浪人。

仮面浪人とは、大学に通って大学生という仮面を付けながらも、次なる受験に向けて必死に勉強している。 そんな、ちょっとやばい連中のことです。

実はSFC入学を全く諦めていなかった僕は、大学に通いながらも1年後には再びSFCを受験して合格しようという全くもって都合の良い作戦を考えていたのです。

僕にとってはそれほどまでにSFCは魅力的でした。

 

とは言っても、やはり大学に入って僕の考えは少しずつ変わってしまいました。 周りにはなんだか面白いことを考えている人がいて、自由に使える時間があって、やりたいことはなんだって自由にできる。 それが大学というものです。

もちろん大学で勉強することは大事ですが、それ以上にいろんなことに挑戦してみることの方がはるかに重要です。

大学に通っていろんな人とか変わったりしているうちに、「今自分がいる環境に関係なく、僕はやりたいことができるはずだ」という考えが僕の中に生まれてきました。

どの大学に行こうと、どこに住もうと、自分の行動次第でなんだってできる。 当時はこの、ぼんやりとした感覚に近いような思いと、SFCに受かって「今いる環境を変えたい」という思いが拮抗していました。

そして、再びSFC受験の日。 2学部分の受験費用、2泊分のホテル代、交通費、合計10万円ほどだったでしょうか。 僕は仮面浪人については、すべて両親に黙っていたので、全額僕が頑張って貯めたバイト代から出しました。

出発する前日に、「実は明日、もう一度SFCを受けてくる」とだけ言って家を出て、受験に挑みました。

あ、もしかしたら当日幾らか親からお金をもらってたかも。 もしそうだったら、お母さん、ごめんなさい。

 

結果から言うと、再びの不合格。

頑張って知識を深めたり、受験教科の勉強をしていましたが、結局のところ僕は大学にきちんと通い大学を楽しんでいたので、受かるはずもありません。

大学生活と受験、両方とも中途半端な結果になってしまいました。

そして、明治大学残留が決定。 結果的には、頑張って貯めたお金を無駄になってしまいましたが、これは僕の実力を知るためのお金だったと、今では思っています。

 

大学2年生 ヤバイ人への階段を上る

さて、「自分は明治大学の学生だ」とはっきり自覚を持ったときにはすでに2年生になっていました。

ここからどうしたものか?

一人で勝手に受験に挑んで玉砕し、明治大学に囚われの身となった僕ですが、ここから大学からなるべく離れたいと思うようになります。

と言っても、授業自体はちゃんと出ていました。 おかしいのは、その「授業」。

僕は所属学部ではなく、文系の授業をとって違うキャンパスに通い始めたのです。 もちろん週3、4で所属学部の授業を受けていましたが、週1で御茶ノ水の文系キャンパスまで行って授業を受けました。

これがものすごく楽しくて、この頃には所属している農学部の授業にはほとんど興味がなくなっていました。

農学部では1年生の時に畑で大根を引っこ抜いたり、ジャガイモを植えたりしていたので何と無くそれだけで農学をやった感があり、その時点で満足していました。 ちなみに、引っこ抜いた野菜をビニール袋に入れて、そのまま電車に乗って家に帰る、あの時の不恰好な学生の姿には未だに涙を禁じ得ません。

 

さて、僕が受けていた文系の授業ですが、コワモテの教授がやっている授業で、毎回その教授の知り合いの中から専門家を招いて抗議してもらうというアラカルト形式の授業でした。

毎回違う分野の話が聞けるのですが、一貫してそれらは「環境問題」と「経済学」を結びつけた視点で語られていて、僕はそこからそれら2つの学問を組み合わせた「環境経済学」という学問があることを知りました。

なんとなくそれに興味を持って図書館で本を読んだり、本屋に寄って学問書を立ち読みしたりしていました。

そんな頃、所属学部である農学部では3年生からの研究室決めが始まっていました。 僕は全くもってどの研究室にも興味はなかったのですが、友達と見学に行った時に美味しいニンジンをご馳走してくれた研究室に興味が湧いてきました。

ビーカーでニンジンを茹でていたあのシュールな光景は、今だに僕の脳裏に焼き付いています。

でも、別に野菜を育てたいわけじゃないんだよなー。

そんな時、いつも仲良くしていた友達が耳寄りな情報を持ってきてくれました。 なんと、僕の所属学部は研究室への入室が必須ではなく(当時の話です、今はどうなんでしょう)単位さえ足りていれば卒業できるというのです。

これはなんという光明!

これを聞いた僕はヤバイ行動に出ます。

自分が受けていた文系の授業、そこで出てくる「環境経済学」を学ぶために、コワモテ教授を教室の出口で待ち伏せ、直訴しました。

ぜひ、あなたの研究室に入れてください、と。

文系では研究室ではなく、ゼミと呼ぶらしいですが、周りにいたそのゼミの方々の目が物語っていました。 「おい、こいつマジでヤベェぞ...」

目の前にとんでもない凶悪犯が現れたかのように、ビビっていました。 それもそのはず。 理系の生徒が文系のゼミに入ることは規則上できず、これまでにそんな変人誰一人いなかったからです。

ただ、その熱意が認められたのか、教授は僕を好意的に見てくれて、ゼミへの入室を認めてくれました。 今更ですが、たぶん正式に入室することはできないので、非正規メンバーみたいな扱いだったと思います。

この時点で2年の秋頃(たぶん)。 文系の生徒はここからゼミ面接などが始まります。

僕はこの前の段階でゼミメンバー扱いだったので、ゼミ面接に来ると、なんか先輩に混じって同い年の学生、しかも理系の奴がいる。

僕が文系の生徒側だったとしても、訳がわからないですね。

そんなこんなで、3年からゼミが始まります。

 

実はこの時、学外で「意識高い系学生団体」みたいなところに入っており、週に何回か表参道辺りに集まって、すごく意識が高い話をしていました。

この頃、ビジネスを自分でやってみたいという思いがあったのでこの団体に入ったのですが、次第にこの団体自体に疑問を感じてきます。

 

そういえばこの時期に「マグリット」という画家の展示会を京都でやるという情報を知り、京都のクソ安いホテルをとって、青春18きっぷを使ってその展示会を見に行きました。

京都まではものすごく安価で行くことができますが、片道10時間ほどかかりました。

 

大学3年生 研究に明け暮れた日々

さて、ゼミに非正規メンバーという形で入っていた僕ですが、研究自体は他のメンバーと同じように、いや、それ以上に熱心にやりました。

「あれだけ大口叩いて入ってきたんだから、しっかり研究するんだろう」という周りからの目線と、「理系から逃げるようにしてやって来たんだからしっかり研究しなきゃ」という僕自身の思いから、相当頑張りました。

そして、僕のゼミは結構有名ないわゆる「ガチゼミ」だったので、週に集まる頻度も出される課題も多く、相当多くの時間を研究に割くことになりました。

そんなガチゼミにわざわざ飛び込んで来た理系の僕についたあだ名は、

”ヤベェやつ”

うーん、シンプルにして的確!

ゼミのメンバーはみんな仲が良く、飲み会も多かったですね。 みんなで一緒に過ごすのは楽しかったですが、毎日のように研究のクオリティやスピードについてコワモテ教授に怒られっぱなしでした。

ゼミの活動では、図書室にこもって文献を漁ったり、メンバーとパソコンを持ち寄ってプレゼン資料を作成したり、企業にアポイントをとって取材に行ったり、 貴重な経験ができたと思います。

3年の冬に、東京ビックサイトで開かれた展示会で研究成果を発表し、その後論文を書き上げて共同研究は終わりになりました。 ゼミでは自分が本当に学びたいものを学ぶことができたので、すごく密度が濃い時間を過ごすことができました。

僕をゼミ入れてくれたコワモテ教授には本当に感謝していますし、結構ガバガバな融通のきく大学の制度にも感謝しています。

大学3年はゼミでの共同研究と所属学部での勉強、それからアルバイトにほとんどの時間を割いていました。 それと同時に、意識高い系団体での活動にも積極的に参加していたのですが、この団体の中で色々と疑問を感じる人が僕以外に2人ほど出てきます。

こういった団体ではよくあることですが、ビジネスの手法や資金繰りについての知識はなんとなーく得られるのですが、実際にメンバーが起業や事業の立ち上げに踏み切っているかと言えばそんなことはない。

その現状に疑問を感じた2人と共に団体を抜け、3人チームで新たに活動することにしました。 このチームでは、まあ、色々やりましたね。

今後、この活動によって、僕は多くの起業家と関わっていくことになります。

 

ちょうどこの時期に、自分が持っていたMacBook Airadobeのデザインソフトを入れて、色々遊んでいました。 次第にデザインにハマってきて、自分で勝手にロゴを作ったり、すでに存在している企業のロゴを自分なりにアレンジしたり、そんな風に遊んでいました。

色々できるようになってくると、どんどん興味が出てきて、デザインの参考書を買って読んだりしていました。 もっといろんなものを作りたいと思い、いろんなソフトを試したりWebのプログラミングを勉強してみたり。

研究の合間にデザインについて学んでいる感じでしたね。

もともと、僕はアートに興味があり、その影響かは分かりませんが、普段から良いデザインのプロダクトやパッケージ、ロゴを見るとそのデザインについて深く考えるクセがついていました。

それが僕がデザインを学び始めるきっかけになったのだと思います。

 

 

次回に続く。

小木の学生物語①「大学受験と青春時代」

本ブログのトップページに「オギノートについて」というメニューがあり、ここに僕の自己紹介やこれまでの経歴などをまとめてあります。

大学入学後、いろんなものに興味を持って寄り道を繰り返し、今現在に至るまでを簡単にまとめたものですが、これについて関心を持ってくださる方が結構います。

特殊といえば確かにそうかもしれません。 ちょっと変なルートを通って今を生きている僕の数年間を語ることで、誰かが興味を持ってくれる。

これはとても嬉しいことです。

そこで、今回からシリーズ『小木の学生物語』として僕のこれまでの歩み、その中でもかなり自由に動き回っていた大学時代を中心に僕なりにまとめてみたいと思います。 その中で、「学ぶ」ということについても改めて考えてみたいと思います。

「変な奴がいるもんだな〜。」、「人生のヒントになった!」などどんな意見が出てくるか分かりませんが、各々自由に感じていただければと思います。

 

幼少期〜中学校くらい

ものすごく小さい頃について話しても面白くはないと思うし、あまり覚えていないので簡単にまとめてしまいますが、僕はいわゆる「赤ちゃん言葉」をほとんど喋らなかったそうです。

これについては「オギノートについて」にも少し書いていますが、母親が車を指差して「あれは、”ぶーぶー”っていうのよ。」と教えてくれることってあると思います。 可愛げのある子供であれば”ぶーぶー”とマネして親を喜ばせそうなものです。

しかし、僕はその母親に対し、「車でしょ」と、そう言ったそうです。

ぜんぜん可愛くねぇ

どこかですでに「車」という単語を覚えていたようです。 幼少期の僕は「ぶーぶー」などという低レベルな言語を好まなかったのかもしれません。

昔の僕はこんな感じで、言葉遣いについては可愛げのない男の子だったそうです。

その後はなんやかんやあって、中学校に入りました。

ハイパーはしょりマウンテン(*1)ですが、中学以前のことはどうでも良い事ばかりなので、省略しましょう。

(*1)ハイパーはしょりマウンテン・・・話の端折り方が程度を超えて激しいこと、またその様子。「すまん、ちょっとその話はハイパーはしょりマウンテンじゃないか?」【ogipediaより】

中学校では生徒会長をやっていました。

全校集会的なところでご挨拶をしたり、入学式・卒業式でメッセージを読み上げたり、全校生徒の前に立って何かをすることが多かったです。

もともと生徒会をやりたいと思っていたわけではなく、先生に「君は向いてると思うんだよねぇ」とおだてられ、調子に乗って立候補しました。 お陰様で、中学校では、モテました。

...中学校では。

中学時代は1年生の時からずっと塾に通っていて、勉強は良くできる方でした。 僕の前に優秀な2人がいたので、校内のテストではいつも3位くらいでした。

部活のテニスでは一応、一番のポジションでした。

こんな感じで、中学時代は生徒会長で勉強ができてスポーツもできる、そして結構モテるという完璧超人でした。

僕がここまで過去の自分を持ち上げてナルシズムを発揮するのは、これ以降、ここまで何もかもが自分の思い通りになることはなかったからです。

正直、この時は「自分はスゴイ」と思っていたし、高校も大学も、全部思い通りになると思っていました。

 

実力を痛感した高校時代

中学時代の栄光が残っていたので、高校は第1志望校に合格することができました。 僕は千葉県出身なのですが、県内でもかなり優秀な公立校です。

しかし、当然ですが周りは他の中学校のトップクラスの生徒。 校内最初のテストで学年250人の真ん中くらいの順位になるという、当時の僕からすればあり得ないスコアを叩き出してしまいました。

この時、子供ながらに自分の「井の中の蛙」状態を痛感しました。 狭い中学校という世界では輝いていた僕も、高校という少し広い世界に入ってしまえば大したことはない。 これには結構ショックを受けました。

その後、例のごとく生徒会に入ったり、引き続きテニス部に入ったりして頑張っていましたが、なんだかどれも上手くいっていない感じがしていました。

 

特に、部活に関しては全く上手くいってませんでした。 当時から僕は努力することに関しては人一倍長けていたので、朝早く家を出て5時くらいからテニスコートで一人で練習していました。 他のメンバーが来る前には片付けて、テニスコートも綺麗な状態にして、何食わぬ顔で部室で寝ている。

そんなふうに毎日頑張っていましたが、なぜか少しも上達している気がせず、気がつけば部内では一番弱い、そんな存在になっていました。

一応レギュラーでしたが、それは同学年が5人しかいないから。 大会に出るときのフルメンバーは6人なので同学年の5人は確実に試合に出られるんですよね。 そんな中で順位としては僕が一番下なので、後輩とダブルスを組んで大会に出場していました。

当時は毎日のように屈辱的な思いをしていました。 練習して早く強くなりたいという思いと、これ以上部内で一番弱い自分を見せたくないという思いのジレンマに陥っていました。

ちょっとここで、僕の高校時代の恋愛話をします。 僕は1年生の後半くらいから女子テニス部の先輩のことが好きでした。

振り向いて欲しいからこそ毎日頑張って練習していたわけです。

今思えば、ちょっと甘酸っぱい良い話ですが、当時の僕は毎日練習でダサいところを見られていたので、本当にキツかったです。

ちなみに、この先輩が部活を引退する少し前に、僕は先輩を教室に呼び出して告白しました。 その時はただ「ありがとう。」と言われて、お互い別々で家に帰りました。

ドキドキしながら帰って携帯を見たら「先輩と後輩のままでいよう。」というメールが来ていました。

スーパー時間差タクティクス(*2)を行使されました。

(*2)スーパー時間差タクティクス・・・相手と自分にとってバツが悪い、もしくは片方にとって気まずい内容を時間差を利用して伝えることで、穏便に済ませようとする戦略のこと。興味のない異性からの食事の誘い等を回避する時に多く用いられる。【ogipediaより】

 

意外と楽しかった受験勉強時代

高校3年の夏には最後の大会を機に部活を引退し、本格的な受験勉強が始まりました。 僕が通っていた塾には生徒全員が入れるような大きな自習室があったのですが、そこで毎日朝から晩まで勉強していました。

受験や将来のことについて思い悩むことは多かったですが、塾には同じ高校、違う高校の友達がたくさんいたので毎日楽しく過ごせていました。 一緒にファミマに行ったり、一緒にセブンイレブンに行ったり、一緒にデイリーヤマザキに行ったりしていました。

受験勉強自体は3年生になる前から始めていました。 僕は小学生くらいからぼんやりと「地球の環境問題を解決したい」と思っていて、それを実現するための勉強ができる大学に入りたいと思いました。

2年生の後半くらいに、いろんな大学のパンフレットを取り寄せて眺めている時に、”変人の巣窟”こと、「慶應大学湘南藤沢キャンパス」通称SFCの存在を知りました。

今では、ちょっと変わっている人や、やたら意識高い人などがSFCに行きたがっているし、そのカリキュラムなどが注目されているので有名になっていますが、僕の周りでSFCを知っている人はごく少数。

志望校の話をすると周りが冷めてしまうことも多くありましたが、3年生になる頃には「僕はSFCに行く」という強い意志を持っていたので、自信を持ってSFCの名前を口にしていました。

このSFC、受験に必要な教科自体も変わっていて、「数学」、「英語」、「数学・英語」のいずれかから1つを選択し、それプラス「小論文」の合計2科目。 どちらも100点計算で200点満点なので、通常の受験勉強のやり方ではなく特定の教科に対して一点集中で勉強しなければいけません。

SFCAO入試で毎年多くの人を取るのですが、高校時代をテニスやら勉強やら、女子の先輩やらに捧げた僕にAO入試はキツかったので、一般入試で受けることにしました。

受験の方式が他の人と違っていたので、塾の友達と一緒に勉強しつつ、自分一人でなんとかしなければならないことが多かったこの時期。 意外と僕は楽しんでいました。

この頃からなんとなく、マイナーな方に進むとか、他の人と違うルートで進むということが好きだったので、この勉強の仕方は僕に合っていたのかもしれません。

ただ、SFCの受験に集中しつつも、滑り止めは必須。 ということで、明治大学を第2志望にしました。

「農学」という環境問題を学べそうな学部があったこと、高校時代に一番得意だった教科「生物」が受験で使えること、などから第2希望に設定しました。

受験科目が限定された後は、高校の授業中にずっと受験勉強をしていました。 なので、受験で使わない教科は赤点取りまくりでした。

小学校時代はいつも100点満点。 中学校でもいつも90点台だった僕はどこに行ったのでしょうか?

ちなみに高校時代の最低得点は8点。 一応本気でやったのですが、「数学C」などという「そんな授業あったっけ?」レベルで全く聞いてなかった科目だったので全然ダメでした。

 

受験結果発表、第1志望校は?

必死に勉強して、寝る間も惜しんで第1志望校のSFCを目指しました。 小論文の対策として、受験当日まで新聞を読んで時事ネタをチェックしたり、本を読んだりして備えました。

そして、当日試験を受け、冬の帰り道で空を見上げて思いました。

「あまりに壁が高かった」と。

試験が終わった瞬間に、これまでの努力ではSFCには入れない、というより、僕はSFCに求められていない、そんな風に感じました。

問題が解けないとか、小論文が難しいということではなく、もっと「まともじゃない」人になっていなければならなかった。 もっと、自分らしくいなければならなかった。 そう思いました。

そうでなければSFCには入れない、僕はそう気づきました。

今となっては、もうちょい勉強してたら入れたかも、と安易に思ってしまいますが、当時の僕としては、勉強云々ではなく考え方や視点を変えなければ突破できないと感じました。 それほどまでに受験が特殊だったのです。

もちろん、過去問でその傾向は知っていたし、出題パターンも研究していたけどそう言ったレベルではなく、日々いろんなことに挑戦していなければ解けないような問題ばかりだったのです。

 

結果は、やはり不合格。 浪人をするつもりはなかったので、第2希望の明治大学に入学することになりました。

こうなっては仕方ありません。 気持ちを切り替えて明治大学でどんなことに挑戦しようかと前向きに考えました。

SFCのことを忘れようとネットニュースを見ていたら、少し前にジャニーズの「なんたら君」とかいう人がSFCAO入試で合格したという記事を見ました。

ウルトラ妬みギャラクシー(*3)でしたが、ジャニーさんの力の前では全ては無意味。 僕もジャニーズを目指すべきだったかもしれませんね。

(*3)ウルトラ妬みギャラクシー・・・憧れの対象、自分より優れている、上位にいる者に対して銀河系の大きさに匹敵するほどの嫉妬を感じること。下位互換として、「ゴールデン嫉妬フィーリング」「アツアツ焼きもちバーニング」がある。【ogipediaより】

 

 

 

次回記事に続く。

1週間で生活リズムを整えたい!僕が考えたライフスタイル改善のための6つのルール

最近、調子が優れない。

時々体調を崩すことがあるし、お肌の調子も良くないことが多い。 何より、時間をうまく使えていないから生産性が落ちている。

現代人では良くあることですが、僕自身も生活リズムが安定していないために仕事やプライベート、趣味など、あらゆるものに少しずつ支障が出てきています。

こういった場合、大抵は大きく体調を崩し、そこで初めてこれまでのライフスタイルを見直すようになると思います。

しかし、もしできることなら、それに気がついた早い段階で対策を講じておきたいものです。

と、いうことで、最近狂いがちな僕のライフスタイルを1週間かけて改善するために、6つのルールを作りました。

今回はそのルールについてお話ししていこうと思います。

 

なぜ、こうなったのか?

ルールを作成するにあたり、まずは僕の生活の問題点を洗い出しておく必要があります。

僕が今最も問題だと考えているのは体内時計がガタガタになっていることです。 そもそも、なぜ僕の体内時計は狂い始めたのか?

これも現代人では定番の理由ですが、夜中のパソコン作業・スマホが大きな原因だと思います。 これによって寝る時間が遅くなる上に、睡眠の質も下がるので翌日のパフォーマンスは落ちるし、そもそも起きるのが遅い。

僕のだらしなさや仕事の進め方に問題があるということですね。

それから、夜中にお腹が空いて何か食べてしまうことが多い。 それがお菓子だったりすれば、睡眠の質を下げるのみならず、体調や肌の調子に影響することになります。

これはやはり、寝る時間がいつも遅いからだと思います。 だからこそお腹が減り、不健康な食べ物などを夜中に食べてしまうのでしょう。

ということで、ルールの中で寝る時間や仕事の時間をしっかりと決めて体内時計を安定させ、食べ物や飲み物について制限をかける必要があると考えました。 さらに、最近不足しがちな運動についても取り入れる必要がありそうです。

では、僕が考えた6つのルールについてお話ししています。

 

①12時前後に就寝、6時半に起きて散歩をする

今後、12時にはベッドに入るルールを設けます。 さらに、起床は6時半。 起床して着替えたら近所を散歩します。

今の僕は寝る時間は毎日バラバラ、翌朝3時だったり、疲れているときは12時前だったり。 これでは体内時計を整えることはできません。

毎日寝る時間を同じ時間にすることは大事ですが、それ以上に、同じ時間に起きることが大事だそうです。

ということで、就寝は12時前後ということにして、起床時間を毎日6時半で固定することにしました。

そして、体内時計を整えるには朝日を浴びることが最も大切。

残念ながら、僕が住んでいる部屋は窓を開けると、大家さんの家がそびえ立っており、日光が遮られています。 ということで、外に出て積極的に日光を浴びるようにします。

ただ、散歩するだけでは退屈なので、最近になってハマり出している「Pokemon GO」をプレイしながら、あえて遠いコンビニに朝のお目覚めコーヒーを買いに行こうと思います。

朝の光を浴びながら穏やかな時間を過ごしているポッポやらコラッタを捕獲するのは心が痛みますが、これもまたポケモントレーナーとしての宿命というものです。

 

②お菓子は1日1個

甘いものが大好きな僕ですが、やはりお菓子類はほどほどにしなければいけません。

コンビニやスーパーで、チョコレートやクッキー、菓子パンなどを買ってきては、パソコンをカタカタやりながら無心で食べている標準ニートのような僕ですが、やはりこれは健康的ではありません。

僕はこういった生活で太るということはないのですが、糖分の取りすぎはパフォーマンスの低下や肌荒れに繋がっているということは何と無く実感できます。

お菓子を1日1個に制限することで、節約できたり健康になったりといろんな効果が期待できると思うので、これは死ぬ気で実施します。

もちろん、「これは昼飯だからぁ」などといって菓子パンを食べたり、「これは飲み物だからぁ」といってコーラを飲んだりすることも禁止です。

救済措置として、少し糖分が入っているコーヒードリンク(コンビニによく売っているもの)については1日1つまでということで摂取を認めます。

それから、ここで言う「お菓子1つ」はこちらのサイトに記載の「手ばかり法」を基準としています。

https://wotopi.jp/archives/60056

 

③朝ごはんをたくさん食べる

僕が大学3年生くらいの夏。 毎日5時に起きて、ランニングをしていました。

帰ってからシャワーを浴びて、朝食を作ります。 このとき作っていた朝食はこんな感じ。

IMG_0662.jpg

朝食べる量としてはかなり多いと思います。 これだけ食べると満腹で、午前中の講義ではありえないレベルの眠気が襲ってきます。

この量の朝ごはんを食べることはちょっと厳しいですが、やはり朝からしっかり食べることはとても大事。 ということで、この時の生活に少しでも近づけるように、今後は3食の中でも朝ごはんを重視して行こうと思います。

そうすることで、朝起きるのがちょっと楽しみになります。

 

④水を1日1700ml飲む

これについては、ここ1年くらい実施しています。

実施しているとはいっても、毎日1700mlの水を飲めているわけではなく、この数値を目標にして積極的に水を飲んでいるということです。

僕はこちらの「私の水バランス」というアプリで、その日に飲んだ水の量をチェックして管理しています。

https://itunes.apple.com/jp/app/わたしの水バランス-毎日の飲み物トラッカーとリマインダー/id964748094?mt=8

そもそも、なぜそんなに積極的に水を飲んだほうが良いのか?

僕たちは知らぬ間に、体内の水不足に陥っているようです。 生活している中で常に水が体から放散されたり、排出されたりしています。

特に、寝てる時には平均500ml、多いときは1リットル近くの水が失われているそうです。 えらいこっちゃ。

こういった失われた水を補いつつ、多くの水を飲むことで老廃物が排出されるので、体調が良くなるとかなんとか。

色々なことが言われていますが、僕が水を積極的に飲む最大の理由は、肌の調子を整えるためです。

何度か肌の調子について触れてきたのでお気づきかもしれませんが、僕は肌が弱いです。 乾燥する冬の時期には、対策しなければもう大変なことになります。

水分を多く摂取することは肌のバリア機能の改善につながり、肌の保水率を上げてくれるそうです。 なので、僕はたくさん水を飲んでなるべく肌荒れや乾燥を引き起こさないように気をつけているのです。

水を飲んだら肌の調子が良くなるとは言っても、ガブ飲みした水がすぐにお肌に染み込んでプルプルになる、というわけではないのであしからず。

 

⑤1日5キロ歩く

さて、僕は圧倒的運動不足です。

最近ではスポーツやランニングをしていませんし、自宅や出先でも椅子に座ってカタカタとパソコンをいじってます。

まさに、現代人。 中学・高校は授業も聞かずに部活のテニスに明け暮れ、夏には真っ黒、靴下を脱げば真っ白という状態でしたが、大学に入ってからはすっかりインドアです。

かと言って、健康のためにいきなりランニングをするのは正直、だりぃ。 昔を思い出して仲間を見つけて週末集まってテニスをするのも、めんでぃ。 ジムに通って筋トレしてみるのは、お金とか時間とかちょっと、きびぃ

とうことで、1日5キロを目標に歩きます。

正直これは楽勝だと思っています。 歩数についても毎日記録しているのですが、5キロは余裕で突破できるので。

ただ、外出しないときや近場で用事が済んでしまうときは5キロに満たないことが多いので、そう言った日には積極的に歩く必要があります。

毎日5キロと目標を決めておくことでゲーム的な楽しさが生まれるし、 5キロたまごからレアポケモン産まれるかもしれません。

IMG_7211.PNG

 

⑥パソコンでの仕事は10時で終わり

昨晩も遅くまでパソコンで仕事をしていたため、ベットに入っても寝つきが悪く、起きる時間も遅くなってしまいました。

そんな風に時間を無駄にしたり、効率を落としてしまうくらいだったら、いっそのこと10時を過ぎたらパソコンが使えなくなって、そこから寝るまでの間は本を読んだりお茶を飲んだりするしかない。

そうやって、少し不自由なくらいに制約を設けてしまったほうが良いのではないだろうか?

そう考え、「夜10時以降に画面をつけるとMacが爆発する」という謎のストーリーを考えました。

小木家のMacにはあらかじめ、10時を以降に何かしらの動作を命じられた場合は自爆するというプログラムが埋め込んであり、僕はその制約の中で効率的に仕事をしなければならないという、外国アクション映画張りの設定でこれから生活していきます。

10時にはパソコンが使えなくなることで、夕方の仕事中に「あと何時間」というタイムリミットが生まれることになります。

普通に仕事をしている中では、なんとなく、何時までには帰りたいなーくらいの気持ちがあって、それに向かって仕事を効率的にこなしていくと思いますが、僕の場合は明確に「10時」というタイムリミットがあるので、より効率的に仕事をこなしていけると思います。

今後、記事の更新が途絶えたら、僕がタイムリミットを超え、Macが小木家ごと吹っ飛んだということです。

 

まずは勝負の1週間

さあ、ルールだけ決めるのは簡単。 ここから本当にこのルールを守ってライフスタイルを改善することが大事。

まずは1週間、このルールを守って毎日を送ってみることにします。

健康的に過ごすために、時間を効率的に使うために、これから毎日ログをつけてそれを1つの記事でまとめて公開したいと思います。

果たして小木はこのルールを守って1週間を過ごすことができるのか? そして、小木家とMacは無事なのか? たまごからレアポケモンは産まれるのか?

今度の記事に期待してください!

増えすぎた本を処分して本棚をミニマルにした話

ミニマリストを極めた人以外であれば、誰しもが持っているであろう「本棚」。

読み終わった本や自分の好きな本を並べておいておけば、インテリアにもなるし、そのうちまた読み返すこともある。

そんな思いから、僕も読み終わった本は本棚にしまっておいていました。

しかし、ある日気付いたんです。

”本棚は、インテリアではない”、と。

 

本棚はどうあるべきかという話

本棚な本質は本を綺麗に並べてディスプレイすることではありません。

アンティーク調のカフェでは古めかしい本棚に古そうな外国の本が並べられていたりしますが、その目的は完全に「ディスプレイ」であり、その本棚は「インテリア」です。

ただ、本来の本棚は本をおいておく場所であって、綺麗に並べて鑑賞するためのものではないのです。 自分の蔵書として良書や印象に残った本を残しておくためのものです。

そもそも僕は、「きっとまた読む時が来る」と思って本棚に本を詰め込んでいましたが、もう一度開く本など本当に一部です。

ビジネス書は一度読んでしまえばだいたいのことは覚えているし、小説もガッツリともう一周することもありません。 そう考えると、僕の本棚は本質から外れて「ディスプレイ」の目的で存在していることになります。

本棚の存在意義は人それぞれによって違うと思いますが、僕にとっては本棚の本質的な意義とほとんど同じです。 良いと思った本や自分を変えたと思える本を残しておいて、再びそれを見返してみる。

僕は本棚をそんな風に使いたいと思っています。

さて、本来実現したい本棚と現状の本棚にズレがあることに気づいた僕は、今ここに「第1回、本当に必要な本選抜総選挙」を開催することを宣言いたします。

 

本当に必要な本選抜総選挙

第1項 本選挙の目的は、自宅における本棚の意義と本質を正すため、本当に必要だと思える本のみを民主的に選出することにある。

第2項 「本当に必要な本」とは、自分がこれまでに感銘を受けたり気に入っている本、且つ、今後見返して再び知識を得る可能性の高い本のことである。 但し、小説に関してはこのほどではない。

第3項 選挙の方式を以下の通り定める。 ①現在保有している本を大まかなジャンルに分ける。ビジネス・小説・専門書、など。 ②ジャンル毎に本を並べ、その中から「本当に必要」という基準を超えるものに投票する。 ③投票の結果、得票数が0の本は落選。Boookoff行きとする。

第4項 本選挙は選挙区制度に則り、自宅の本棚における棚数とその容量によって、選挙区とそこでの選出数を決定する。 各選挙区では本棚の容量を超える数の本の選出は行わない。

第5項 本選挙において以下の行為を不正行為とみなす。 ①選挙区において、本を前と後ろに並べて2列とし、選出される本の数を増やすこと。 ②本選挙の目的に反し本を選出すること、公共良俗に反する行為。 例:「これを置いてるとモテそう」と考えよく分からない外国の本を選出する、等 ③得票数が0であった本を「情」という裏ルートで選出してしまうこと。

 

レッツトライ

まあ、つまりは本当に必要な本を、本棚に入る分だけ選ぼうぜってことです。 説明しようと思えば1行で終わります

さて、まず現状の僕の本棚はこんな感じ。

IMG_6850.JPG

パッと見そんなに本は多くない気もしますが、僕は本を前後に並べて置くという不正行為を行っているので、実際はもうちょっと多いです。

なんか、雑多な印象を受けますね。

本をジャンル毎に整理

まずは、今ある本をジャンル毎に分けてみましょう。 本棚にある本を全部出して、ジャンル毎に積み上げてみました。

IMG_6865.JPG

左から順に、新書・小説・デザイン系・ビジネス書・昔から持ってる本、という感じで分けました。 本棚に残っているのはそれ以外です。

ちなみに、「昔から持っている本」という分け方は、そうやってジャンルを一つ増やすことで本をなるべく多く当選させようとしている、と選挙委員会に認識されて不正行為になる可能性があります。

でも、そんなものは何となくでいいんです。

並べてみると、デザイン書が圧倒的に多いです。 デザイナーたるもの、常に勉強が必要、ということで買い続けていたら結構多くなりました。

次いで、小説とビジネス書が多いです。 これは多くの本が落選する予感...。

 

ジャンル毎に投票を開始

デザイン系

さて、まずはデザイン系の本から投票を開始しましょう。

IMG_6876.JPG

結構多いです。 さて、結論から申し上げますが、ほとんど当選しました

選挙管理委員会、および読者の皆様からブチ切れられそうですが、不正行為とかではなく、ほとんどのものが必要なんです!

やっぱり職業柄、この手の本は読み終わってからも見返すことが多く、資料的価値が高いものでして。 やはりこのジャンルに関しましては、こちらとしても予め非常に大きい選挙区を設定しているため、この数であってもキャパシティ的に問題ないという事実がございまして。

やはりこれに関しましては、今後のデザイナーとしての大勢を願って、見逃していただきたいところであります。

お詫びと言っては難ですが、少しだけ、落選とさせていただきました。

IMG_6887.JPG

1冊だけですが。

 

ビジネス系

このジャンルはかなり処分できる気がしますね。

IMG_6877.JPG

一度読んでから見返すものがほとんどないので、感銘を受けたものや有益な情報が乗っていて、今後見返すだけの価値があるものに投票しようと思います。

IMG_6881.JPG

投票の結果はこのようになりました。 左側が落選、右側が当選です。

ちょうど半分ずつくらいになりました。 ビジネス系に関しては投票するかどうかについてほとんど悩むことがなく、スラスラと進めることができました。

落選させるべきものはすでに何となく分かっていたからだと思います。 それほどビジネス系の本は、必要か不要かがはっきりしているものばかりでした。

 

小説

さあ、ここは難関です。 というのも、数ヶ月前にいらない本をBookoffに売り払っており、選挙区がだいぶスッキリしていたんです。

IMG_6892.JPG

こんな感じで、投票の結果が、

IMG_6898

はい、案の定こうなりました。

左の1冊だけ落選です。

すでに全開本棚を整理した際に自分の好きな作家数名分の作品だけを残していたので、特に不要だと思うものがありませんでした。

 

新書

続いては新書です。 高校3年から大学1、2年くらいの時に新書にハマり、いろんなものを買っては読んでいました。

IMG_6888.JPG

こちらも小説同様、前回整理した際にある程度Bookoffの刑に処されていたのですが、まだまだたくさんあります。

改めて考えてみると、特に読み返す本もないし、感銘を受けた本もない気がする。

投票の結果が、

IMG_6891.JPG

こんな感じ。

2冊以外全部落選という、非常に清々しい結果になりました。

やはり、ほとんど読み返すものがない本は必要ないですね。 新書というものは年月が経てばその価値が下がって行くものですからね。

当選した2冊は「里山資本論」と「里海資本論」という、一昔前に流行ったやつですが、これはまだ読んでいないので当選(というか、保留?)となりました。

 

昔から持ってる本

さて、この微妙なジャンル。 こちらも投票を開始していきましょう。

IMG_6882.JPG

5冊分ですね。

こちらの投票結果が、

IMG_6886.JPG

こんな感じ、ちょっと写真の撮り方ミスりましたが、この2冊が落選です。

落選の理由はシンプルです。

なんか、きたねぇ。

 

本棚がスッキリした!

さて、全てのジャンルの選挙が終了し、最後にどのジャンルにも分類できない本・書類を整理しました。

大学での研究レポートや講義資料など、もう使わないものは思い出とともに処分しました。 旅行の本やガイドブックなども、すでに最新のものは本屋に売っていると思うので捨てました。

そのほか念のためとっておいた書類やよく分からないけど保存しておいたファイルなども処分しました。

ジャンル毎に選挙を行った本と合わせて、Bookoffもしくは処分となったのはこちら。

IMG_6915

本棚の中身のうち約半分を処分することとに成功しました。 思い出深いものや、何となく捨てるのが惜しいものはいくつもありましたが、選挙法に則り処分することにしました。

多くの本を処分して、僕の本棚はこんな感じになりました。

IMG_6914.JPG

整理する前の本棚はこんな感じでした。↓

IMG_6850

 

本棚を整理した結果、雑多な印象は無くなってスッキリとしました。 モノを減らすことで本棚の機能性が高まり、ディスプレイとしてではなく本来の本棚としての役割に近づきました。

僕は今後も多くの本を読んで行くつもりですが、今後は本当に必要だと思えるものだけを買い、それを自宅の本棚に保管する。

これからは自宅の本棚のサイズや保管する本の基準をよく考え、それを元に本を手元におくべきかを判断して、ミニマルな本棚を維持したいと思います。

おしゃれで便利!二子玉川の「蔦屋家電」がほぼ図書館な件について

最近よく二子玉川の「蔦屋家電」に行きます。 ここ数日は鬼のように通っています。 といっても、オシャレな家電を物色しに言っているわけではなく、本を読みにいっています。

最近都内のいろんなところに「蔦屋書店」という、カフェと本屋が融合したようなお店がオープンしています。 二子玉川にはこの蔦屋書店におしゃれな家電コーナーがくっついた「蔦屋家電」なるものがあります。

そもそも、蔦屋書店は本屋とスターバックスがセットになったお店で、飲み物を買えば置いてある好きな本を心ゆくまで楽しむことができます。 コーヒー代だけかかる「図書館」のようなシステムです。

どの店舗も本のセレクトが良く、珍しい本からデザインについての資料集、最新のビジネス書まで幅広く揃えています。

代官山や六本木などの名だたるおしゃれタウンを狙って店舗展開している蔦屋書店ですが、その中でも二子玉川はかなり高レベル!

まずはそんな二子玉川の「蔦屋家電」のスゴイところを紹介します。

 

店内が広くてオシャレ

蔦屋書店はどの店舗も空間デザインに力を入れているようで、照明の使い方も良いし、家具も良い雰囲気を演出しています。

その中でも二子玉川蔦屋家電は他の店舗よりも広々としていて、雑然とした感じがありません。 置いてある本や家具、家電はとても多いですが、優しい色の照明と相まって、居心地の良い家に遊びに来ているかのような、そんな気分になります。

店舗は1階と2階に分かれており、1階に家電コーナーやスタバ、2階にインテリアショップやソファー席があります。

img01.jpg

 

 

席の種類が豊富で楽しい

蔦屋家電の中には様々な種類の席があります。

1階は、飲み物を置ける台だけ設置された席が中心で、それ以外に2人用のテーブル席などもあります。

スゴイのは2階。 2階はソファ席とテーブル席がメイン。 中でも広々したソファと一人がけのふわふわソファが置かれたゾーンは最高。

だいたい僕はいつもこのゾーンにおいてある一人用のソファに座りながら、他のものには目もくれずにひたすら本を読んでいます。 多分、周りから見ると目がヤヴァイ感じになっているはずです。

img02.jpg

ちなみに、このゾーンの広々したソファには、何を勘違いしたのかカップルシートとして利用するお二人組が多く出現します。 以外に結構多くて、PokemonGoで言うところのキング・オブ・モブこと「ズバット」程度には出現率が高いです。

中には靴を脱いで上がってイチャイチャパラダイスを開始する輩もいますが、 クリスマスシーズンには日本中の全カップルの爆発を望んでいらっしゃる皆様におかれましては、店内での爆発はどうか控えていただきますようにお願い致します。

二子玉川の店員さんはきちんとしているので、定期的にそういった輩には静かで穏やかな爆弾を落としていきます

イチャイチャパラダイスに水を差されたお二人組の表情たるや、クリスマスシーズンには一歩たりとも外に出ずに自宅警備に精を出す皆様におかれましては、大盛り白米が3杯ほど余裕で食べられるくらいには飯ウマな光景であると存じ上げます。

 

基本的にパソコン禁止

二子玉川蔦屋家電はまさかのパソコン禁止です。 そのほかにも、おしゃべり禁止(小さい声なら多分OK)、商談やミーティングの禁止などかなり多くの禁止事項が存在しています。

さらに、先ほどもカップルの件でお話ししましたが、店員さんがそれについてちゃんと注意をしに来きます。 お客さんにルールを厳守させてお店のコンセプトを崩さないようにしたいという、蔦屋家電の姿勢は尊敬できるレベルです。

この「パソコン禁止」、普通だったらものすごく嫌なシステムなのですが、蔦屋家電に来ている時の僕にとってはこの上ない好都合。

というもの、そのシステムによって、蔦屋家電の中ではお客さんがみんな読書に集中しているんです。

蔦屋家電は読書をするところであって決してパソコンをする場所ではない、と明確にルールーを決めることでみんなが本を読む(それ以外しない)ので、読書に集中できる環境がうまい具合に作られていルわけですね。

どこのスタバでもPCをカタカタやってしまう現代で、これほど読書に集中できる空間はなかなかありません。

しかもその空間がオシャレで、居心地が良いとなれば、鬼のように通うのも無理はないですよね。

ちなみに、1階の一部ではPCを使っても良いみたいです。 あとはスタバの店内にもいくつか席があって、そこは普通のスタバとして運営しているので、カタカタ仕事したり、ゲラゲラおしゃべりしたり、モリモリ商談に励んだりしていても問題はないかと思います。

key-2.jpg

 

頑張れば安く済ませることができる

そもそも、二子玉川以外のどの店舗でも最新のビジネス書や小説を取り扱っているので、気になっている本を店内で読んでしまえば、本屋で買って読むよりも安く済みます。

僕がよく読むデザイン系の本は、写真などの印刷が鮮明に映るように良い紙を使っていたり、そもそも本が分厚かったりデカかったりするので、1冊2000円とか、高いもので4000円くらいまでいくものもあります。

さすがにそんな本を買う余裕も、家においておくスペースの余裕もないので店内で読んでしまって本の代金を浮かせています。

さらに、二子玉川蔦屋家電ではスタバ以外に入っている「ファミマ!!」のコーヒーでも席を使って良いことになっています。 よく都会のオフィス街などに入っている「!!」がついている方のファミマですが、コーヒーの価格は普通のファミマと同じで小さいサイズが100円!

小学生が100円玉だけ握り締めてセレブの街「Nikotama」に来たとして、その中でもかなりのオシャレ度を誇る蔦屋家電に入ったとして、その中でものすごーくおしゃれにオシャレな本を読むことができるわけです!

僕が小学生だったら一度はやってみたいですね。

まあ、100円玉だけ握り締めて行った場合は、ファミマの店員さんからこの世に存在する「消費税」システムについて教わって絶望すると思いますが。

そんなこんなで、蔦屋家電は最安で税抜き100円で利用可能。 そのコーヒーを大切にちびちびと少しずつ飲み進めて数時間持ち堪えることも理論上は可能なので、100円で数冊の本が読めると思えばかなり安いでしょう。

ちなみに、僕がこの前蔦屋家電を訪れて、スタバでコーヒーのトールサイズといい感じのスコーンを購入し、その後2杯目は調子に乗ってカフェラテを頼んだ時は、 637円と399円で合計1036円。

次は100円で粘るか...

 

蔦屋家電は本に集中したい時にオススメ!

さて、最近僕が通いまくっている二子玉川蔦屋家電についてまとめました。 作業をしたり、おしゃべりをする場所ではないと明確にルールを作ることで、読書に集中できる環境をうまく作り出しているお店です。

コーヒー代はかかるものの、ほとんど図書館のように使うことができる蔦屋家電。 その本の品揃えは図書館以上ですし、最新の本が読めるのがすごく良い。

今後も鬼のごとく通って、気になっている本を片っ端から読んで行こうと思います。

Amazon Prime nowは本当にすぐ届くのか?実際に検証してみた!

今更ですが、Amazon Prime nowで買い物をしてみようと思います。 現時点でサービスがリリースされてから結構時間が経っていますが、使うのは初めてです。

なぜ急に使ってみようと思ったかというと、自宅で仕事をしているときに無性にジンジャエールが飲みたくなってしまったからです。 でも、わざわざ買いに行くのは面倒だと思っていたところでAmazon Prime nowの存在を思い出しました。

今回は実際にAmazon Prime nowを使って、その品揃えや値段、そして本当にすぐ届くのかを検証していきたいと思います。

ちなみに、Amazon Prime nowは都内を中心とした地域への配送しか対応していないので、利用する際は自宅の住所がサービスに対応しているかを確認しておく必要があります。

 

Amazon Prime nowの品揃えは?

Amazon Prime nowはスマートフォンのアプリのみに対応しているようなので、まずはアプリをインストールします。

アカウントはamazonのものと共通なので住所や支払い情報を再度入力する必要はありません。

起動直後の画面はこんな感じ。

アセット 11.png

下の方に進むと、「生鮮食品」や「冷凍食品」のようにカテゴリー別に表示されていて、それより細かいカテゴリーはサムネイルで表示されています。

 

アセット 10.png

野菜や果物だけでなく、ゲームやパソコン周辺機器も売られています。 検索してみるとスマホも取り扱っているようで、3万円代のスマホが売られていました。

流石にiPhoneは売っていませんでしたが、急にスマホが壊れても安心ですね。

僕には、数時間以内にテレビゲームが必要という状況がイマイチ理解できないのですが、現代社会の荒波の中で急遽2次元の世界に用事ができた人用でしょうか。

通常のamazonのように、任意の商品を検索させることを目指しているわけではなく、カテゴリー別に絞り込んでAmazon Prime nowで取り扱っているものの中から選ばせるような仕組みになっているようですね。

確かに、Amazon Prime nowで取り扱っている商品の種類はかなり少なく、倉庫内での保管が難しそうな生鮮食品に至っては、購入できるものがかなり限られています。

「野菜」という項目があり、その中に「トマト・きゅうり・かぼちゃ」というカテゴリーがあったのですが、その中で売られているのはトマト2種類だけでした。 季節的な問題もあると思いますが、生ものの品揃えは期待できません。

逆に、倉庫内での保管が容易な充電ケーブルなどのガジェット類はかなり品揃えが豊富でした。

飲み物やお菓子類は、ひとまず揃ってはいるもののコンビニで売っている中でも主要なもの、程度しかなく選択の幅はかなり狭いです。

 

注文の仕方は?

ひとまず、今僕が欲しいものから「そういえば買い忘れていた」というものまでをぽちぽちとカートに入れ、7品くらい入ったところでレジに進みました。

すると、次の画面では「あとカートに¥561入れてください。」の文字が。

アセット 18.png

 

そう、Amazon Prime nowはカートに合計で¥2,500分の商品を入れないと配送の手続きができない仕組みになっているのです。 これは¥100くらいの注文を連発されてしまってはドライバーを雇っている以上、採算が合わないからだと思います。

ということで、ストックがなくなっていた漂白剤とマーガリンを購入しました。

レジに進んでみると、「あと¥157カートに入れてください。」の文字が。

アセット 17.png これ、ちょっとイライラします。 仕方ないのはわかってるんですが、別にこれ以上必要ないんですよね。

とは言いつつも仕方がないので、デスクにおいてあると嬉しいかな、ということで大量のガムを購入。 なんだか損した気分...。

さて、やっとレジに進めました。

アセット 16 この時点では9:05。 今からだと10:00〜12:00の間に届けてくれるそうです。

プライム「ナウ」なので、注文から数十分で届くのかと思っていましたが、流石にそこまで早くはないですね。

ただ、選んだ2時間の間に配送してくれるということで、それだけでも十分「ナウ」かもしれません。 送料が無料というのは嬉しいですね。

 

さあ、どれくらいで届くのか!

配送の様子はアプリ内で確認できます。

10:19の時点で、配送担当の方が今どの辺りまで来ているのか気になってアプリで調べてみました。

アセット 14

マップが表示されてしまうので、実際の画面っぽく住所が分からないように加工していますが、だいたいこんな感じです。

アセット 13

アセット 15

 

その後も気になった時にマップで状況をチェックしていました。 どんなルートを通ってくるのか、そのスピードもわからないので到着する時間は近くまできてみないとわかりませんでした。

そして、11:04、商品が到着しました! 10:00〜12:00までの間に到着となっていたので、一番遅くて12:00に商品が届く可能性があったことを考えればかなり良いタイムだと思います。

 

届いたものを見ていこう!

さて、届いた荷物はこんな感じでした。

IMG_7201 35センチくらいの高さの紙袋2つと、冷蔵の商品が入ったビニール袋が1つ届きました。 紙袋の方は配達業者の方が手で持ってきてくれて、冷蔵の袋の方は保冷バックに入れて持ってきてくれました。

中身はこんな感じ。

IMG_7207 今回は食料品を中心に、ここ数日で食べそうなものをチョイスしました。 あとは待ち望んでいたジンジャエールと、仕事中に食べれるお菓子です。

これ全部で、¥2,988です。 パスタや卵、野菜ジュースなどは自宅近くのスーパーでも売っているのですが、やはりAmazon Prime nowで扱っている商品はそれぞれ数十円ずつ高いような印象です。

その分が配送料だと考えれば納得、と言った感じですね。

残念な点が一つ。

IMG_7209 パンがガッツリ潰れていました。 オーマイガー。

「超熟」のフワフワ感を痛感した事案でした。

 

Amazon Prime nowまとめ

今回Amazon Prime nowを使ってみて、やはり数時間で注文した商品が届くのは魅力的だと感じました。 もちろん、スーパーで買う場合と比較すると時間もお金も余分にかかる気がしますが、スーパーの中で商品を物色する時間と労力を、スマホ1台で賄えることを考えればかなり良いサービスだと思います。

Amazon Prime now メリット
  • 注文した商品が数時間以内に届く
  • スマホ1台で買い物を完結させられる
  • 大まかな到着時刻がわかるのでその後の予定を立てやすい
  • 送料は無料
Amazon Prime now デメリット
  • 商品が全て少しだけ高い
  • 品揃えがあまり良くない
  • ¥2,500分の商品を注文しなければならない
  • ラフな梱包なので商品の破損が心配

 

 

なあ、もう一度デザイナーのカバンの中身を見てみないか?

少し前に僕のカバンの中身を紹介する記事、「なあ、デザイナーのカバンの中身を見てみないか?」を書きました。 この時点ではかなり多くの荷物を持ち歩いており、それを無印良品のPCポケット付きリュックに入れていました。

そして、最近、僕は新しいカバンを買いました。 RAINS Backpack miniというカバンです。 こちらについてはレビュー記事を書いたので、ぜひチェックしてください。 「雨の日でも安心でミニマルなバックパックRAINS Backpack Miniを早速レビュー!

このカバンはかなり薄いので、普段持ち歩く荷物を大きく削減してミニマルにする必要がありました。 そこで、これまで持ち歩いていた荷物を見直して持ち物を整理してみることにしました。

 

カバンの中身をミニマルにしてみた

さて、まずは少し前に書いた記事で紹介した僕のカバンの中身を紹介しましょう。 こちらです。

IMG_2531 2

我ながらだいぶ多いですね。

よく考えてみると、カバンに入れてはいるものの、1日を通して使っていないものが結構ありました。 ということは、その中には実は持って出かけなくても良いものがいくつもあるはずです。

まずはこの中から「あると安心するけど必須ではないもの」をピックアップして、それを削減していくことにしました。

必須ではないものを減らしていく

  • 水筒 あると便利だけど出先でコーヒーや水を飲むので削減 →だいぶ軽くなった。
  • MacBook Air周辺 MacBook Proとスリーブ、ケーブルなどを購入 →モノの数は変わらず。
  • ケーブル類 イヤホンをワイヤレスのものだけに。microUSBとLightning両方に対応しているケーブル1本を購入 →ケーブル類は少なくできた。
  • アダプター Mac以外で持っていたiPhoney用のアダプターを持ち歩かずに、モバイルバッテリーから充電することに →アダプターの数を削減できた。
  • 本 参考書・小説共に基本的には持ち歩かないことに →モノの数・重さ共に減らすことができた。
  • 財布 iroseの財布を購入 →ちょっとだけ分厚くなった。
  • 文房具 シャーペンを持ち歩かずにボールペンを2本だけ持ち歩くことに、消しゴムを修正テープに変更 →ちょっとだけモノが減った。

 

進化した僕のカバンの中身

こんな感じで色々減らした結果、カバンの中身はかなりシンプルになりました。

そんな今の僕のカバンの中身がこちら。

IMG_7165

それぞれの持ち物について、紹介していきましょう。

RAINS Backpack mini

新しく買ったカバンです。 ミニマルなデザインに惹かれて買いました。 しかも、雨に濡れても安心ということで、かなり魅力を感じていました。

ポケットなどの機能性では他のバックパックに劣りますが、やはりこのミニマルなデザインを実現しているだけでも、評価はかなり高いです。 今の持ち物はこのカバンの中に入れることを想定して、数と色のトーンなどを調節しています。

 

MacBook Pro 13インチ

僕のメインPCです。 これまで使っていたMacBook Airから進化しました。

スペックが飛躍的に上昇し、サイズも一回り小さくなりました。 Airよりも少しだけProの方が重いことがネックですが、僕の仕事環境を一気に変えた優秀なPCです。

アダプターとケーブルは出し入れする機会が多いので、そのままカバンに突っ込んでいます。

持ち歩くときは下に置いてあるスリーブに入れています。

無印良品 吊して使える洗面用具ケース

充電ケーブルやその他諸々を全部まとめているポーチです。 無印良品のケースを愛用しています。

このケースの中にこんな感じでものを色々入れています。

IMG_7154 2.JPG

筆記用具からモバイルバッテリー、ケーブル、アダプターなどを入れています。 ハンドクリームとリップクリームも必須ですね。

ミンティアはエチケットとして持っていて、フリスクは缶だけで中身はお薬です。 頭痛薬など最低限持っておくと安心なお薬をまとめてあります。

このポーチに入っているものさえあればだいたいどこに行っても問題ありません。

 

REPORT PAD

レポートパッドです。 白紙がたくさん入っているやつですね。

これを透明なファイルに入れて持ち歩いています。

ラフスケッチやメモをすることが多いので最低限必要な白紙と、色々書いてある紙を一つにまとめて持ち歩いています。

 

irose 財布とパスケース、ハンカチ

左上にあるのが現在使っている財布です。 僕が愛用しているブランド、iroseの財布です。

これはかなりお気に入りで、少し大きすぎる感じもありますが、いつも持ち歩いています。

この財布、開くとカード入れの部分が特殊な形をしており、いろんなカードを見やすく、綺麗に入れることができます。

IMG_7178.JPG

唯一残念な点は、僕の財布に入っているお金が、いつもこの財布の値段よりも安いことでしょうか...。

財布の隣にあるのが、同じくiroseのパスケース。

こちらにはPASMOと名刺を入れています。

その隣にあるのは、こちらもiroseのハンカチ。 方眼紙がモチーフになっているハンカチです。

ハンカチは持っておきましょうね。

 

これからは見た目の中身もミニマルに!

今回カバンの中身を整理してみて、必要最小限のものだけ持って出かけるようになりました。

新しいカバンを使いこなすために持ち物を削減したのですが、やっぱり本当は1日持ち歩く必要のないものをかなり多く持ち歩いていたのだと気がつきました。

中身をシンプルにすることで、ある程度行動が制限されるので、行動もちょっとずつ変わってきます。 本を持ち歩かなくなったので、外出先では基本的にパソコンで仕事をするしかない。 黒ボールペンしか持っていないので、ノートやメモがシンプルでわかりやすくなった。 水を持ち歩かなくなったので、定食屋で水をガブ飲みする。

行動がシンプルになったので、考え方や目的もシンプルになってきました。 これからは、カバンの見た目の中身もミニマルに、身の回りをシンプルにしていきたいと思います。

雨の日でも安心でミニマルなバックパックRAINS Backpack Miniを早速レビュー!

以前、「PCを持ち歩く全人類にオススメする。コスパ最強の無印良品「肩の負担を軽くするPCポケット付リュック」を一週間使ってみた!」という記事を書きました。

ここでは、これまで愛用していたカバンが壊れ新しいカバンを探していた僕が、無印良品のPCポケット付きリュックに出会い、快適なノマドワークを実現する様子をまとめました。

一応、無印良品のリュックは「その場しのぎ」のカバンとして購入したのですが、結局半年ほど愛用しています。 やはり、多くの荷物を持ち運ぶことができ、シンプルながら機能性とコスパが高いこのカバンは普段使いには最適。 仕事でもプライベートも、このカバン1つだけでこなしていました。

このカバンに大きな欠点はありませんでしたが、ずっと僕の中には、もっとミニマルでスタイリッシュなカバンを使いたいというオシャレ欲求が渦巻いていました、

そこで僕が新たに購入したのが「RAINS Backpack Mini」です。

1486734928.8722_1400x1400

もともと、この最高にミニマルなカバンには興味を持っていて、レビュー記事をちょくちょく見ていました。

しかし、「なあ、デザイナーのカバンの中身を見てみないか?」という記事でも書きましたが、僕は普段からかなり多くの荷物を持って出かけているので、到底こんな薄くて小さいカバンは使えないなと思っていました。

MacBook Pro無しのプライベートなら十分に使えるかもしれませんが、やはりこのカバンを隣に置きながらクリエイティブにデザイン作成をやってみたい。 そんなミーハー精神が僕の奥底から湧き上がり、僕はついに荷物削減計画に乗り出しました。

その激闘についてはこちら「」にまとめてありますので、小さいカバンを目指す方、荷物を少しでも減らしたい方はぜひチェックしてみてください。

そんなわけで普段持ち歩く荷物をミニマルにしたことで、ついに僕はRAINS Backpack Miniを入手できる段階に到達しました。

かの有名なデザイナーが「ミニマル」について言及した際の名言があります。

”ミニマルなプロダクトを使いこなすためには、自分自信もミニマルでなければならない” ______小木

確かに素晴らしい名言です。 ミニマルなものを好み、本質を見逃さない。 そんな優秀なデザイナーなのでしょう。

RAINSとは?

さて、ついにRAINS Backpack Miniを購入した僕ですが、そもそもRAINSというブランドを皆さんご存知でしょうか?

最近は様々なセレクトショップにRAINSのカバンが置かれるようになってきたので、見かけたことがあるという方もいると思います。

RAINSは雨の多い国デンマーク発祥のブランドで、レインウェアを中心に雨の日でも使うことのできるプロダクトを多く展開しています。 「雨の日でもファッションを楽しんでほしい」という思いから誕生したブランドということで、全てのプロダクトが耐水性に優れており、どれも綺麗な色とデザインで統一されています。

1486740408.9952_1400x1400.jpg

その中でもBackpack Miniは群を抜いてミニマル。 無駄を一切削ぎ落としたデザインとどこか可愛らしさを感じさせるディティールが最大の特徴です。 男性が背負うと少し小さく見えます。 この感じも、なんとなく可愛らしさがあって素敵ですね。

カバン以外にもレインウェアを展開しており、どれもシンプルで美しいです。

Camp_Anorak-Jacket-1242-75_Stone-19_1400x1400.jpg

従来のレインウエアの常識にとらわれず、現代的にスタイリッシュな形にアップデートすることで、他の追随を許さないクオリティに到達しています。 そして、モデルになっているデンマーク感溢れるお兄さんも、素敵です。 これらの写真は全てRAINS公式サイトから引用しています。

RAINS Backpack Miniの細かい部分をレビュー!

さて、ついに僕はRAINS Backpack Miniを購入しました。 色はブラックです。

まずはその姿をお見せしましょう。

IMG_7118

IMG_7132 2.JPG

やはり、ミニマルでスタイリッシュ。 何度かお店に行って触ったりしていたのですが、実際に手元で見てみるとそのディティールに魅了されます。

RAINS Backpack Miniは前面についているカラビナのような金具でカバンの開閉を行います。 ここが可愛いポイントですね。

ポケットの機能性はかなり低め

IMG_7114.JPG

カバンの中にはPCポケットがついていて、僕の持っているMacBook Pro13インチは十分に収納できました。 ただ、クッションはついていないのでスリーブ等に入れて持ち歩いたほうが良さそうですね。

それ以外には背中に当たる部分に小さなサイドポケットがついています。

IMG_7098.JPG

ポケットはこれ以外にはありません。 外部からカバンの中にアクセスするには、カラビナを外してカバンを開けるかこのサイドポケットを開けるしかありません。

僕は基本的にスマホ上着のポケットに入れているのですが、上着を着用しないときはカバンに入れていました。 今後はこのサイドポケットにスマホとパスケースを入れることになりそうです。

ベルト部分がちょっと不安

肩にかかるベルトは結構細め。 この部分が引きちぎれることは考えづらいですが、かなり重い物を入れて背負うとベルトとカバンの接着部分に大きく負荷がかかるので注意が必要です。

IMG_7167.JPG

もしこのカバンが壊れるとしたら、この部分でしょうか。

ちなみに、数ヶ月前に僕のカバンが壊れた際は、この部分が損傷して使えなくなりました。 やはり、荷物は極力少なく、軽くする必要がありますね。

容量は意外と大きい

RAINS Backpack Miniはそのスタイリッシュなデザインから、容量が少ないという欠点があります。 すでにそれを理解した上で荷物を削減し、購入に至ったので問題ないのですが、実際に荷物を入れてみるとけっこう余裕があります。

IMG_7168.JPG

これ以上重くなると危険なので実際に入れることはありませんが、水筒やペットボトルを入れても容量の面では問題なさそうです。

ただ、荷物を入れる際にはその順番や形状を考慮して、RAINS Backpack Miniの美しいフォルムが崩れないように配慮する必要があります。

ベルトの長さ調節に難あり

早速、ベルトの長さを調節してみたのですが、このベルト部分がかなり硬い。

結構力を入れないとベルトを金具から外すことができなかったのですが、そのせいでベルトにちょっと跡がついてしまいました。

IMG_7080

これは結構ショックです。 まだ背負ってすらいないのに。

やり方によっては跡が付かずに済むかもしれませんが、もしベルトの調節を行う際にはご注意を!

まとめ

・ポケットなどの収納は少ないけど今のところ問題なさそう ・ベルトの留め金が固くてちょっと不便 ・PCを持ち歩く際はスリーブ必須 ・中に入れるものは極力少なく、軽くするべき ・容量は意外と余裕がある ・デザインについては申し分なし

さて、今の時点では見た目についてのレビューのみです。

しかし、こういうカバンはしばらく使ってからでなければ分からないメリットとデメリットがあるはずです。 しばらく使ってからその機能性やもっと細かいところを改めてレビューしたいと思います。

 

 

【食レポ】少食な僕がKFCのヤバそうな新作を食べてみた話

今日は朝から何も食べていない。

自宅でプロジェクトの書類作りやら仕事の整理をした後、近所のカフェで記事を書いたりしていたら夜になってしまった。

最近は「お腹が空いてなかったら無理して食う必要はない」という自論に基づいて、お腹が空いたら何かを食うというシンプルなルールを作った。 そのおかげで、コーヒーをガブ飲みした今日は特にお腹が空かず、昼も食べなかった。

さて、夜になって腹が減った。 肉が食いたい。

そういえば昨日電車の中でケンタッキーフライドチキン(KFC)の新作の記事を見た。 なんかヤバそうだったけど、今日の僕に食えないものはない。

ということで、KFCの新作を少食な僕が食べる、という記事を書くことにしました。 挑戦無くして成長なし、ということで頑張って食べていきましょう。

 

双璧の肉王 ザ・ダブル、降臨。

今KFCで新作として発売されている商品「双璧の肉王 ザ・ダブル」。 KFCの公式ページによると、

1000年前の聖魔界大戦で 双璧の肉王と臣下の五芒星(ミート・ペンタゴン)が 深淵の輪廻(デモンズゲート)から解き放たれた。 その巨大な魔力は民に歓喜の夢を魅せ、 やがて追憶と忘却の社に封印された…。

封印から悠久の刻(イヤー・オブ・サイレンス)を経て 王が再び玉座に舞い降りる!

だそうです。

KFCもついにここまで来たようですね。

 

今回の商品はかなり攻めたコンセプトのようで、トップページはこんな感じ。

スクリーンショット 2018-11-08 19.21.59.png

中二病」がモチーフなんでしょうか。 けっこう攻めてますね。

個人的には「旋律(サウンド)」に、そこはかとないセンスを感じます。

スクリーンショット 2018-11-08 19.22.04.png

サイトはこんな感じでずっと続きます。 「魔導精霊」として「魔界の炎使い(ロード・オブ・フレイム)」や「光と闇の騎士団長(パラディン・オブ・ソース)」が登場してそれぞれが商品のこだわりをモチーフにしていたり、「王の絶対魔力(アブソリュート・マナ)」という魔法として美味しさの秘密を紹介していたり。

KFCの商品開発部は、中学2年生で構成されているのでしょうか?

結構ふざけたコンセプトではありますが、現代のスマホゲームはこんな感じで名前がつけられたキャラクターばかりですよね。

そういったゲーム文化へのアンチテーゼのような気もするし、以外と商品開発部は現代に問題意識を抱える優秀な若者で構成されているのかもしれません。

 

双璧の肉王との対峙、訪れる魔界の危機(デモンズワールド・クライシス)

早速、買って来ました。

IMG_6940

 

IMG_6941

ドリンクとコールスロー、双璧の肉王の3つがセットになって税込770円。 メインのお肉がかなりボリューミーははずなので、悪くないお値段ですね。

 

IMG_6950

中はこんな感じ。 左の容器の中身がスパーキングしてますが、ちゃんとコールスローが入っています。

右にある双璧の肉王は「THE DOUBLE」の紋章を冠した漆黒のローブを召されていますね。 そのお姿には、「皇帝の邪気(ダークネス・オブ・エンペラー)」を感じます。

IMG_6954.JPG

双璧の肉王の裏側には「4時間以内にお召し上がりください」の注意書きが。

やはり魔界の王。 現世に召喚されて留まれるのは4時間が限界なのでしょう。

逆に、僕は4時間もの間、王との激闘に耐えられるのだろうか?

これは「4時間以内に貴様を葬ってやろう」という王からの「死界への招待状(デス・インビテーション)」なのかもしれません。

 

IMG_6956.JPG

ついに、王がその姿を現した! 重なり合った肉の間からはバーベキューソースとチーズが見えます。

その衣を取り払った瞬間、僕の周りには「暗黒の瘴気(ダークネス・ウィンド)」(ニンニクの香り)が広がり、僕は今にも7つの大罪の1つ「暴食の罪(グラトニー・シン)」を犯してしまいそうになります。

 

IMG_6962.JPG

横から見ると、肉のサクサク感とチーズのコクが見て取れます。 肉と肉の間にはベーコンも挟まっているようで、王の装備に抜かりはありません。

 

IMG_6963.JPG

その時、王が突如、口を大きく開いた!

これは僕に対する宣戦布告でしょうか。

そうやら王はチーズとベーコンの他に、「酸味の防壁(アシッド・ウォール)」(レリッシュソース)を装備しているようです。

まさかこの酸味が全体の油っぽさを中和して、王のステータスを底上げしているのか!?

 

IMG_6966.JPG

さあ、ついに決戦開始だ!

一口目にしてかなりの攻撃力を有していることがわかります。 サクサクかと思われた双璧は微妙に水分を含んでおり、思っていたより前に進めない!

口いっぱいにバーベキューソースの旨味が広がり、双璧との抜群のコンボ技を決めてくる。 これは最強のコンビネーション。

そして追い討ちをかけるかのように、双璧のパサパサ感が僕を襲う。 まさか、これまで僕が体験して来たものとは違う!?

いつものKFC帝国のオリジナルチキン部隊よりもパサパサ感が目立つ。 これは計算外だ。

そして食べ進めるごとに僕にかなりのダメージが蓄積されてきた。 このままでは、HP(腹のパンパン度)が限界を迎えてしまう!

IMG_6967.JPG

(食べかけですみません。)

戦いが後半に移行したところで、光明が。

そう、「酸味の防壁(アシッド・ウォール)」(レリッシュソース)だ。 この酸味が僕にとっては光明。

これまでのダメージを回復しながら先に進むことができる。 どうやら王は僕の属性を把握していなかったようだ。

この急展開によって、瀕死まで追い込まれていた僕のHPは大きく回復し、最後まで攻撃を続けることができた。 そしてついに、僕は最強装備の双璧の肉王を打倒することができたのだ!

 

終戦、そして光の創世記(ライトニング・ジェネシス)が始まる。

さて、魔界から帰ってきた僕ですが、苦戦したものの後半はすんなりと進むことができました。

バーベキューソースと肉のコンボはかなり美味しいのですが、味が単調でボリュームも多いため、途中で挫折しそうになります。

しかし、途中からレリッシュソースがこちらに寝返ってくれたおかげで、その酸味でこってりした味をいい感じに中和しながら食べ進めることができました。

大満足です。

チキンが少しパサついていたのも、全体のバランスから考えるとちょうど良いと思います。 これでオリジナルチキンと同じジューシーさだったら、その時は世界の終わりでしたね。

 

今回の新作、結構おすすめです。 今日はがっつり食べたい、なんて時に家で双璧の肉王と対戦してみるのも良いかもしれません。

KFCの店内は向こうのテリトリーですし、周りに他の「勇者(客)」がいるのでちょっと食べづらい気もします。

 

IMG_6972.JPG

ちなみに、コールスローの容器には「全知全能の王(ゼウス)」ことカーネル氏がいて、「It's finger lickin' good」と言っていますが、これは「指をペロペロしちゃうくらい美味しいぜ!」という意味らしいです。

言ってることは間違っていない気もしますが、流石に店内は「公共の聖域(パブリック・サンクチュアリ)」なので、僕の「清き心(イノセント・スピリット)」がそれを許しませんね。