オギノート

「オギノート」は、シンプルなモノ・コトを中心に、フリーのデザイナーである小木が買ったものや考えたことを発信するWebメディアです。 小木が日々取り組んでいるデザインについて、PCやその周辺ガジェットについて、最近読んだ面白い本について、小木が目指していきたいミニマルなファッションと暮らしについてなど、様々なジャンルの記事を独特の視点と語り口で綴っています。

PCで絵を書きたい!早速、ペンタブを買ってみた!

先日このような記事を書きました。 今回はその続きです。

ペンタブを選ぶときの注意!

さて、この記事でペンタブを選ぶ際は

  • 板タイプか液晶タイプかに注意する
  • 自分にあった価格を選ぶ
  • 使いやすいサイズを選ぶ
  • 書き心地を気にしてみる

という4点に注意しよう!と書きました。

そして、実際に僕はこれらに注意してペンタブを購入したのですが、その際に考えたことを上の4つに当てはめると以下のようになります。

  • そんなにガチで使わないので板タイプでいいや、液晶高いし。
  • まあ、安すぎるもの買ってすぐ壊れるのも嫌だから¥3,000~¥8,000で手を打とう。
  • デカイと邪魔だから小さめで、でも描きづらいくらい小さいのは嫌だからなんかまあ、ちょうどいい感じで。
  • ツルツルして滑っちゃう感じは嫌だな〜。ベストは紙っぽい質感なんだけど、まあ描ければいいか。

非常にリアルな意見です。 ペンタブのクオリティをそこまで重視しない人なら、僕と同じぐらいリアルな4項目を挙げて買うのではないでしょうか。

僕はハイスペックなペンタブを購入してもそれを最大限活用できない(以下画像を参照)と思うので、ちょうど良いスペックのちょうど良い価格のもので十分だと思いました。

疾走する朝の動物.png

(参考:タイトル「疾走する朝の動物」)

 

いざ!ペンタブを買ってみた!

さて、とういわけで、僕が購入したペンタブがこちら。 51ej+RhilXL._SL1000_-3

こちらは「Ugee M708 ペンタブレット」という商品です。 amazonで¥7,000を下回る価格で、評価がそれなりに高く、そこまでハイスペックではないもののエントリーモデルとしては満足できるレベルのものを選びました。

amazonから引っ張って来た商品の説明にも描いてありますが、筆圧と傾きを感知できるという部分に、「なんか、プロっぽい」という漠然とした感動を覚えました。

中身はこんな感じです。

IMG_2544.JPG

付属品などは以下の通り。

・ペンタブ本体 ・ペンスタンドと替え芯 ・ペン ・ペン用の充電ケーブル ・microUSBケーブル

こういう商品に毎回microUSBケーブルをつけていただけるのは大変ありがたい配慮なのですが、さすがに何かを買う度に毎回付いてくるとなかなかウザさを感じてしまいますね。 さながら、家を出るときに後ろから聞こえる母親の「ハンカチ持った?」のようです。

ペンタブの本体はPCと比べるとこれくらいの大きさです。 ちなみに、PCはMacbook air 13inch、その隣にあるスマホiPhone 5sです。

IMG_2547.JPG

実際使ってみると本体はかなり大きい気がするのですが、実際にペンを使って操作できるのは四隅を白い線で囲まれた部分のみです。

Macのディスプレイより少し小さいくらいなので、操作できる部分は意外と大きくありません。

本体から大きい印象を受ける分、この操作できる部分の小ささが際立ち、絵を描いているとき少し窮屈な気がします。

ただ、板タイプのペンタブで、ペンタブの全ての領域がペンで操作できるようになっているものがありますが、そういったものはペンタブ自体が分厚い場合、かなり描きづらくなると思います。

 

付属品がなかなか優秀

さて、ペンはこのように付属のペンスタンドに立てることができ、しかもこのスタンド、

IMG_2548.JPG

このように開くことができ、その中にペンの替え芯が入っているというスグレものです!

IMG_2550.JPG

ペンはペン先が取れるようになっており、そこにこの芯をいれて使うのですが、果たしてこのペン先を消耗するほど使う人っているのでしょうか?

鉛筆ならわかりますが、プラスチックの板に擦り付けるだけなので、先が丸くなって使えなくなるなんてことがあるのでしょうか。

たまたまペンタブしか持っていないときに、足元に徳川埋蔵金が埋まっていることを知り、必死にペンで掘り起こすことになったとしても、こんなにも替え芯が必要になるくらい消耗するでしょうか。

まあ、それはともかく、この工夫はとても良いと思います。

 

ペンの充電はこんな感じで、ペンの後ろにある穴に充電用のケーブルをさして行います。

意外と数分の充電でも長く使えるので、途中で充電が切れてしまって絵が描けなくなってもすぐに復活できます。

IMG_2559.JPG

 

筆圧検知の機能がついていてGOOD!

さて、このコスパも機能もまあまあいい感じのペンタブですが、きちんと筆圧を検知する機能がついています。

残念ながらIllustratorでは筆圧を反映できないようなので、Photoshopを使ってどのように筆圧が反映されるのかを見てみましょう。 (もしイラレで筆圧を反映させる方法を知っている方がいたら、教えてください!!)

筆圧を感知できるということは、まさにペンで紙に書くように使えるということです。 それを応用すればPhotoshopで筆を使った書道を再現することもできます。

ということで、ここで僕が完全オリジナルの文言を筆文字っぽく書いてみました。

 

designer_damono.png

 

ちょっと、何かしらの権利に抵触している気もしますが、そんなことは気にしません。 このように、ペンの筆圧によって筆文字っぽく書くこともできるので、表現の幅が広がりそうですね。

 

やっぱり1台持っておくと良さそう

さて、念願のペンタブを買って色々と遊んでみたのですが、やはり1台持っておけば表現の幅が広がるので仕事でも遊びでも使えると思います。 僕も手書きのロゴなども作成してみたいと思っていたので、うまく活用できる日が待ち遠しいです。

絵を描く用途というよりは手書きのデザインを作る用になりそうな気もしますが、そこらへんは今後僕の絵心を底上げしていろんな使い方ができるようにしていきたいと思います。