オギノート

「オギノート」は、シンプルなモノ・コトを中心に、フリーのデザイナーである小木が買ったものや考えたことを発信するWebメディアです。 小木が日々取り組んでいるデザインについて、PCやその周辺ガジェットについて、最近読んだ面白い本について、小木が目指していきたいミニマルなファッションと暮らしについてなど、様々なジャンルの記事を独特の視点と語り口で綴っています。

おしゃれで便利!二子玉川の「蔦屋家電」がほぼ図書館な件について

最近よく二子玉川の「蔦屋家電」に行きます。 ここ数日は鬼のように通っています。 といっても、オシャレな家電を物色しに言っているわけではなく、本を読みにいっています。

最近都内のいろんなところに「蔦屋書店」という、カフェと本屋が融合したようなお店がオープンしています。 二子玉川にはこの蔦屋書店におしゃれな家電コーナーがくっついた「蔦屋家電」なるものがあります。

そもそも、蔦屋書店は本屋とスターバックスがセットになったお店で、飲み物を買えば置いてある好きな本を心ゆくまで楽しむことができます。 コーヒー代だけかかる「図書館」のようなシステムです。

どの店舗も本のセレクトが良く、珍しい本からデザインについての資料集、最新のビジネス書まで幅広く揃えています。

代官山や六本木などの名だたるおしゃれタウンを狙って店舗展開している蔦屋書店ですが、その中でも二子玉川はかなり高レベル!

まずはそんな二子玉川の「蔦屋家電」のスゴイところを紹介します。

 

店内が広くてオシャレ

蔦屋書店はどの店舗も空間デザインに力を入れているようで、照明の使い方も良いし、家具も良い雰囲気を演出しています。

その中でも二子玉川蔦屋家電は他の店舗よりも広々としていて、雑然とした感じがありません。 置いてある本や家具、家電はとても多いですが、優しい色の照明と相まって、居心地の良い家に遊びに来ているかのような、そんな気分になります。

店舗は1階と2階に分かれており、1階に家電コーナーやスタバ、2階にインテリアショップやソファー席があります。

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席の種類が豊富で楽しい

蔦屋家電の中には様々な種類の席があります。

1階は、飲み物を置ける台だけ設置された席が中心で、それ以外に2人用のテーブル席などもあります。

スゴイのは2階。 2階はソファ席とテーブル席がメイン。 中でも広々したソファと一人がけのふわふわソファが置かれたゾーンは最高。

だいたい僕はいつもこのゾーンにおいてある一人用のソファに座りながら、他のものには目もくれずにひたすら本を読んでいます。 多分、周りから見ると目がヤヴァイ感じになっているはずです。

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ちなみに、このゾーンの広々したソファには、何を勘違いしたのかカップルシートとして利用するお二人組が多く出現します。 以外に結構多くて、PokemonGoで言うところのキング・オブ・モブこと「ズバット」程度には出現率が高いです。

中には靴を脱いで上がってイチャイチャパラダイスを開始する輩もいますが、 クリスマスシーズンには日本中の全カップルの爆発を望んでいらっしゃる皆様におかれましては、店内での爆発はどうか控えていただきますようにお願い致します。

二子玉川の店員さんはきちんとしているので、定期的にそういった輩には静かで穏やかな爆弾を落としていきます

イチャイチャパラダイスに水を差されたお二人組の表情たるや、クリスマスシーズンには一歩たりとも外に出ずに自宅警備に精を出す皆様におかれましては、大盛り白米が3杯ほど余裕で食べられるくらいには飯ウマな光景であると存じ上げます。

 

基本的にパソコン禁止

二子玉川蔦屋家電はまさかのパソコン禁止です。 そのほかにも、おしゃべり禁止(小さい声なら多分OK)、商談やミーティングの禁止などかなり多くの禁止事項が存在しています。

さらに、先ほどもカップルの件でお話ししましたが、店員さんがそれについてちゃんと注意をしに来きます。 お客さんにルールを厳守させてお店のコンセプトを崩さないようにしたいという、蔦屋家電の姿勢は尊敬できるレベルです。

この「パソコン禁止」、普通だったらものすごく嫌なシステムなのですが、蔦屋家電に来ている時の僕にとってはこの上ない好都合。

というもの、そのシステムによって、蔦屋家電の中ではお客さんがみんな読書に集中しているんです。

蔦屋家電は読書をするところであって決してパソコンをする場所ではない、と明確にルールーを決めることでみんなが本を読む(それ以外しない)ので、読書に集中できる環境がうまい具合に作られていルわけですね。

どこのスタバでもPCをカタカタやってしまう現代で、これほど読書に集中できる空間はなかなかありません。

しかもその空間がオシャレで、居心地が良いとなれば、鬼のように通うのも無理はないですよね。

ちなみに、1階の一部ではPCを使っても良いみたいです。 あとはスタバの店内にもいくつか席があって、そこは普通のスタバとして運営しているので、カタカタ仕事したり、ゲラゲラおしゃべりしたり、モリモリ商談に励んだりしていても問題はないかと思います。

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頑張れば安く済ませることができる

そもそも、二子玉川以外のどの店舗でも最新のビジネス書や小説を取り扱っているので、気になっている本を店内で読んでしまえば、本屋で買って読むよりも安く済みます。

僕がよく読むデザイン系の本は、写真などの印刷が鮮明に映るように良い紙を使っていたり、そもそも本が分厚かったりデカかったりするので、1冊2000円とか、高いもので4000円くらいまでいくものもあります。

さすがにそんな本を買う余裕も、家においておくスペースの余裕もないので店内で読んでしまって本の代金を浮かせています。

さらに、二子玉川蔦屋家電ではスタバ以外に入っている「ファミマ!!」のコーヒーでも席を使って良いことになっています。 よく都会のオフィス街などに入っている「!!」がついている方のファミマですが、コーヒーの価格は普通のファミマと同じで小さいサイズが100円!

小学生が100円玉だけ握り締めてセレブの街「Nikotama」に来たとして、その中でもかなりのオシャレ度を誇る蔦屋家電に入ったとして、その中でものすごーくおしゃれにオシャレな本を読むことができるわけです!

僕が小学生だったら一度はやってみたいですね。

まあ、100円玉だけ握り締めて行った場合は、ファミマの店員さんからこの世に存在する「消費税」システムについて教わって絶望すると思いますが。

そんなこんなで、蔦屋家電は最安で税抜き100円で利用可能。 そのコーヒーを大切にちびちびと少しずつ飲み進めて数時間持ち堪えることも理論上は可能なので、100円で数冊の本が読めると思えばかなり安いでしょう。

ちなみに、僕がこの前蔦屋家電を訪れて、スタバでコーヒーのトールサイズといい感じのスコーンを購入し、その後2杯目は調子に乗ってカフェラテを頼んだ時は、 637円と399円で合計1036円。

次は100円で粘るか...

 

蔦屋家電は本に集中したい時にオススメ!

さて、最近僕が通いまくっている二子玉川蔦屋家電についてまとめました。 作業をしたり、おしゃべりをする場所ではないと明確にルールを作ることで、読書に集中できる環境をうまく作り出しているお店です。

コーヒー代はかかるものの、ほとんど図書館のように使うことができる蔦屋家電。 その本の品揃えは図書館以上ですし、最新の本が読めるのがすごく良い。

今後も鬼のごとく通って、気になっている本を片っ端から読んで行こうと思います。